路上猫カフェと言われる荒川区に突如現れたキューブカフェ

アップルの共同創業者スティーブジョブスは雑誌ニューヨークタイムズの取材に対して「家族には自社製品に一切触らせない。子供にはディスプレイタイムも制限している」と述べた。驚いたのは取材した記者のほうだった。ジョブス家は壁一面にディスプレイが飾られており、どの部屋に入るにもタッチパネルで扉が開くと思っていたらしい。

この辺りの話は書籍アンデシュ・ハンセン著[スマホ脳]等々に書かれているので参照してほしいが、なぜアップルの幹部は自分の子供にスマホを触らせないのか。キューブカフェに訪れて、その意味が分かったような気がする。はじめて来訪したのは確か5月だったと思う。(グーグルマップのタイムラインを見ると2021年5月3日)当時、筆者は大鳥神社あたりから、三ノ輪に行き[ゆいの森図書館]に行って三河島の[肉まん研究所]に向かい[土と緑]に歩いて向かったのだった。

普段、まったく他人のこと考えてないような人間なので、コリアンタウンでパソコンを教えたりスマホを教えり、パソコンを教わりに来ているのにパソコンを一度も起動していないというファンキーな人いたりで、なんだこれは?という第一印象であったが。本当に他人のために何かをしていると感じた。ちょうど「醤油は有っても借りて使え」という[長屋の掟]のようなものが受け継がれているようにも思えた。

此処に来て思うのは、ほとんどの人はキーボードすらマトモに打てないではないか。レンタルスペース「土と緑」(キューブカフェ開催場所)のオーナーはFTPでファイルをアップロードできるそうだが、普通の人はFTPでダウンロードすらできないではないか。電子デバイスに囲まれて育つデジタルネイティブはネイティブでもなんでもないのではないのかと。

原因はグーグル、アマゾン、いわゆるGAFAMテクノロジー企業ではないのかとも思う。けっきょくアレ等を使っていれば、自分は何もしないで全てやってくれる。カーナビみたいもので、ナビのとおり運転していれば道をまったく覚えないで目的地に到達するというようなものだ。

そのうち近い将来「アマゾンが無ければ買い物ができない」だとか「スマホのバーコード決算アプリないと店に入れない」だとか「ネットで許諾申請しないと外に出られない」だとか今のマスクしない人がいると飛行機が飛ばないというような世界で、何をするんでもGAFAを通さないと何もできないというグーグル、アマゾン帝国になってくるのではないかと思ったのだった。

これらのGAFA帝国を抜ける。脱出する一助となるのがキューブカフェではないか。いわば映画[マトリックス]でいうところの「青いカプセルを飲めば、おとぎ話はここで終わり、ベッドで目覚め、元の暮らしが待っている。赤いカプセルを飲めば、不思議の国のウサギの穴の奥底へ降りていける」ということ。真実を見たければ飛び込んでくればいいし。何も変わらない元の生活に戻りたければ戻れるということだ。

キューブカフェは、カフェと標榜しつつ。中身はICT界の[肉のハナマサ]。入口は開かれているが店内はプロ御用達の店。と書きすぎると読んでもらえそうにない怖れがあるので、この辺でペンを置く。というよりキーボードから手を離すこととしよう。

路上猫カフェと言われる荒川区に突如現れたキューブカフェ” に対して2件のコメントがあります。

  1. 遊海ゆかい より:

    中島清貴さんの キュ-ブカフェとわたし

    の投稿 拝見しました🧐🤓

    中島清貴さんの 深い洞察力を持った 観察眼は

    しなやかな感性に 溢れた そして 物事の 本質

    や 普遍性のある 人間感を 感じましたですね

    これからも 中島清貴さんの 文章を 楽しみに

    待っています🥰♪♪♪

    1. なかじま より:

      ありがとうございます。とても感謝をしています。

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